宗形竜憲の海外オリエンテーリング日誌

スイス編1

1998.7.31 1日目

 スイスのOLは、スタート時刻10分前にプレスタートする。日本では、スタートが離れていて特殊な場合以外はこのようなことはないが、コースを書き写すために時間を見てある。まわりの選手を見たところ、赤ボールペンをぶら下げたり手に持っている選手もいなかったので、スタート位置にあるのだろうと思い出かけることにした。

 プレスタート位置に着いたところ、みんなボールペンを持っているではないか、ポケットに入れていたのか…。仕方なく、手持ちの黒マジックで対応することにした。

 スタート10分前。すぐに、自分のクラスのコースを写そうとしたら、呼び止められた。その前に、立入禁止区域を写さなければいけないらしい。その数の多いこと多いこと。ちょっと地図から目を離すと、すぐ場所を見失ってしまう。やっと写し終わり、今度は、コースのコピーとなる。ここでさらに立入禁止区域が加わる。もちろんコースも写す訳なので、だんだんごちゃごちゃしてきた。自分の次のスタートの選手が隣に写しに来ている。

 やっと写し終え、2分遅れてスタート。地形的には日本のコースににており、斜面がきつい。登りはつらいが、下りは気持ちよく降りられる。ただ、調子に乗って降りすぎると後がつらい。斜面をコンタリングするようにして、林道がたくさん走っている。

 下草の多さも日本並である。一見、走りやすそうでも、茎や葉に細かい棘のある草が腿まで一面に茂っていたりして走りにくい。

 コントロールの設置位置は、尾根や谷が多くあるにもかかわらず、日本と違い木の根やこぶなどの突起物が多い。考えてみれば、日本のOLは正確な位置を特定しにくい尾根や谷を使いすぎているような気もする。

 大会が終了しての反省は、まず、スタートに遅れないようにすること。丁寧に写すよりもより速さが大切。次に、斜面は等高線に直角に降りやすいということを頭に入れること。自分では、斜めに降りるつもりでも、どうしても低い方に落ちてしまう。そして、急斜面のコントロールでは、等高線をよく数えてからコースを決めること。この辺がポイントであろうか。

 今日の結果 1時間8分24秒 23位

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